GUI (Graphical User Interface)
 
 
 GUI はパソコン上にグラフィカルな画面を構築するためのツールです。Perl 本体は DOS 窓で動かす文字列入力なため、グラフィカルな画面を標準では実現できません。しかし、GUI 機能を持つツールを Perl で制御することによってグラフィカルな画面を構築することができます。
 
 Visual BASIC は Windows で動かす GUI としては最適なのですが、有料なためここでは対象外とします。UNIX では Tcl/tk (ティックル・ティーケー) という有名な GUI ツールキットがあって(無料)、サンプルプログラムでついてくる「テトリス・ゲーム」は有名です。
 
 この有名な Tcl/tk は Windows にも移植され、そのツールキットの恩恵に Windows ユーザーも今日あやかれるのですが、この GUI をつくるツールの部分 tk をモジュールとして独立させ、Perl/tk という形で Perl でも tk を制御できるようになりました。
 
 厳密な切り離しはできていないものの、Perl/tk は Tcl/tk とほとんど遜色なく GUI 機能を使うことができます。Perl 用 tk はモジュール Tk.pm の形で本体に組み込みます(http://www.activestate.com/PPMPackages/zips)。
 
 Tk モジュールは DOS 窓より C:\>widget & とタイプするだけで左のデモ画面が立ち上がってきます。Perl 用にはデモ用のテトリスゲームがないのは残念ですが、tk の特長を表すサンプルがついているのでここでいくつか紹介しておきます。
 
  <15 パズルゲーム>    <横スケールの作成>    <画面上で図形変形ができる>
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 
 
 
    <N パズル>          <画像の分割表示>
                     
 
 
 widget(ウィジェット)とよばれる部品を組み立てていくことによって、グラフィカルな画面を構築していきます。部品の定義が主な役割なので制御する命令もそれほど多くなく、Perlの簡単な応用という感じでプログラムを組んでいくことができます。どちらかというとゲーム感覚なものなので、Perl でちょっと遊んでみたい人には最適かも知れません。