テキスト処理/メール処理
 
 テキスト処理というのは、テキスト形式で保存された数値や文字列からなるファイルから(そのファイルを開くことなく)指定されたデータを取り出し、抽出・置換・挿入・削除・集計などといったデータ処理を行うことです。簡単な例としては、住所録の作成や成績処理、膨大な文献からのキーワード検索があります。
 
 実は Perl を今日ここまで有名ならしめた要因の1つとして、非常に詳細な(検索用)文字列表現を可能にする「正規表現」を強力にサポートした点が挙げられます。この「正規表現」というのは UNIX 内で文字列を表現するための規格(POSIX という)があって、この共通規格や拡張規格を最も積極的に取り入れたのが Perl だからです。
 従って「正規表現」イコール Perl というイメージも強く、Perl のもつ強力なテキスト処理を象徴するものにもなっています。こういった「正規表現」という新しい表現手法は、BASIC や FORTRAN しか知らない世代にとっては衝撃的なことかも知れません。
 
 電子メールはメール・サーバーを介してして行う CGI 処理の1つです。通常のプライベートメールをやりとりするには Perl を介しての CGI 処理は必要ありませんが、業務用の大量メールをやりとりするときに、Perl は絶大な威力を発します。
 
   <送信メール1>





 

 阿古屋 様
 次のPTA総会は10月15日(水)になりました。
 時 間 15: 00
 場 所 2F 会議室
 

← 名前の部分だけをかえて送信

← 本文は全て同一

 
 
   <送信メール2>





 

 巻 貝 様
 次のPTA総会は10月15日(水)になりました。
 時 間 15: 00
 場 所 2F 会議室
 

← どこに配信するかは、プログラム
  で決める


 
 
   <受信メール1>






 

 蛎 殻 先生へ

 面談希望日/生徒氏名:把亜留 真珠 
 第1希望:9月4日(火)14:0
 第2希望:9月5日(水)14:30
 

← 複数の受信ファイルを中を開かずに
  自動集計して、一覧表を作成



 
 
 Perl のテキスト処理を行ってメールの送受信を行えば、送信時に内容の1部だけを変更して送信する「差し込みメール送信」や、受信時の内容を「正規表現」によって自動集計する「集計処理」を行うことができます。また、ホームページの入力フォーム内に書き込まれた内容を指定したメール・アドレスに自動転送することも Perl によって行うことができます。